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プログラマーのキモチをつらつらと
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ZipAdd 開発経緯
というわけで、side-B の本筋であります、「キモチを書いてみよう」第一弾は ZipAdd です。
これは、Palm 本体で動く Palmware ではなく、母艦の Palm Desktop を拡張する「アドイン」プログラムです。

まず、「何故作ったか」という理由ですが、やはり住所録アプリとしての Palm Desktop の完成度に不満があったからというのが一番です。
HotSync によって、Palm と Desktop のデータが一発同期できるという最大のメリットはそのまま残し、不満点は少しづつ解消していきたいぞと。

つまり、Palm と Palm Desktop は今後もずっと使っていきたいのです。
PocketPC と Outlook じゃイヤなのです(笑)

で、最初の不満点が

 「郵便番号−住所変換機能」がない

ということでした。
市販の住所録ソフト(年賀状ソフトなども含めます)では、ほぼこの機能を持ってますので
まずは、この機能を追加してみようと。
また、Palmware 側には Addrex 等の使いやすい「アドレス置き換え」ソフトが何個もありますが、
Desktop 側はほとんど見あたりません(あったらごめんなさい)
Palm Desktop Ver4.1 から追加された「アドイン」機能を使えばできるかなと思ってきましたが
構想から早ン年(笑)ようやく公開することができました(β版ですが…)

β版なのは以下の理由です
・読み仮名の更新が正しくできない
・住所→郵便番号方向の変換機能がない

公開が遅くなった理由が「読み仮名」の件でした。
Palm Desktop SDK という開発キットがあるのですが、
それに含まれる API を使って読み仮名を変更すると、本来のデータが壊れてしまうのです。

読み仮名を持つフィールドは「姓」「名」「会社名」
それらののデータ構造的には

 「(文字数) 漢字 0x01 読み仮名 0x05」

となっています。つまり、0x01 で漢字と読み仮名の区切りにしています。
0x05 はフィールドの終わりを意味します。
しかし、SDK の API でこれを更新しようとすると、
読み仮名の後にさらに 0x05 を挟んで読み仮名がくっついてしまいます。
文字数の情報も壊れます。
ちなみに、レコードの新規登録時には正しく動きます。

もちろん、いろいろ解決策を探ったのですが、結局は正しく動かないため
ZipAdd では、ZipAdd は「レコード更新時、読み仮名だけ更新しない」という仕様にしました。
「こんな仕様で公開してもいいのか?」と悩みましたが、
「無いよりはマシ」だろうということで、Ver 0.94βとして出してみたのです。

ここから推測ですが、
Desktop SDK が出た時期は、米 Palm 本社にゴタゴタ (Handspring との合併や Palmsource の分離)があり、
これに紛れて上記の読み仮名バグが残ってしまったのではないかと。
日本語版の Palm Desktop のアドイン自体は、それほど多くは発表されていませんので、もしかしたらほとんどテストされていなかったのではないでしょうか。

もともと Palm も Palm Desktop も英語版がベースです。
つまり、「読み仮名」という独立したデータ・フィールドは持っていません。
クリエ等の日本語版 Palm では、ここを改訂して使っています。
日本では、五十音順にソートしたい場合が多いので、読み仮名は必須だとは思います。

Palmsource社がアクセス社に吸収された今、
Desktop SDK の修正を強く望む次第であります。
とゆうか、Clie Palm Desktop v4.1 側のバグなのカモ…
Palm Desktop v4.1 は旧デバイスでも OK なので、SONY のサイトで無償でダウンロード可能になるといいなぁ
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